大阪府こども会育成連合会の会計・承認システムリニューアル
内容
当社ではこのたび、大阪府こども会育成連合会様の業務システムを大幅にリニューアルいたしました。
旧システムで煩雑になりがちだった運用をより利便性高く効率化し、業務効率・正確性の向上を実現した本プロジェクトの概要をご紹介します。
導入の背景
大阪府こども会育成連合会様は、大阪府内のこども会活動を支援・推進する公益的団体です。
「こどもまんなか社会」の実現を掲げ、保険制度(安全共済会)の運営、表彰制度、イベント・研修会の開催など、多岐にわたる活動を展開されています。
その中で、保険加入に伴う会費の集計・管理や会員情報の更新・承認といった事務作業の効率化が課題となっていました。
システムリニューアルのポイント
今回のリニューアルでは、以下のような先進的な機能を実装しました。
1. UI・機能面を全面刷新
既存システムのユーザーインターフェースを一新し、操作性を大幅に改善。パソコン操作に不慣れな方でも直感的に使える画面設計にしました。
2. 振込用紙の自動出力
会費の集計結果をもとに、振込用紙を自動で作成・出力できるようにし、手作業のミスと負担を削減しました。
3. 銀行入金データの自動チェック
銀行から受け取ったCSVファイルを読み取り、入金金額に過不足がないか自動で判定。過不足がある場合は自動で担当者にメール通知が届く仕組みを構築しました。
4. ステータス・権限別の編集管理
入力データはステータスごとに分類され、各段階で編集・閲覧権限を細かく制御。作業の重複や誤操作を防止します。
5. 承認フロー機能の実装
一定の承認フローを経ることで正式登録が行われるため、チェック漏れや不正入力を防ぐガバナンスを強化しています。
6. 帳票出力の自動ソート機能
必要な帳票は条件に応じて自動ソート・出力され、印刷やデータ提出の作業がスムーズに行えます。
デジタル化による効果
これらの改善により、大阪府こども会育成連合会様では以下のような成果が得られています。
事務作業の省力化とミスの削減
年度更新や加入手続きの円滑化
関係者間での情報共有と承認プロセスの明確化
データの一元管理による保守性・拡張性の向上
最後に
こどもたちの健やかな成長を支える取り組みを、ITの力で支援できることは、私たちにとっても大きな喜びです。
今後も、社会的意義のある団体・活動へのシステム導入・支援に取り組んでまいります。